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金沢大学 ロゴ融合学域
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学長・学域長挨拶

学長あいさつ
文理融合の知識を基に社会変革をリードする。
学長写真

現代は、規格化された製品の大量生産・大量消費が成長を支える工業中心社会から、新たな価値の創造や、より高度な情報・知識に基づく付加価値の高い製品・サービスの提供が成長を支える知識集約型社会へと転換しつつあります。さらに、コロナ禍が軌を一にして、すべてのモノをインターネットでつなぐIoT、そこから得られるビッグデータ、人工知能AIなどのICT技術の発展・普及を加速させ、社会のあらゆる分野においてかつてないほどの勢いで技術革新の波が押し寄せてきています。

世界を取り巻く環境が大きな変革期を迎えている今こそ、金沢大学は、大学憲章に謳う「21世紀の時代を切り拓き、世界の平和と人類の持続的な発展に資する」ことを責務とし、その具体的なアクションとして令和3年4月に文理融合型の新たな学域「融合学域」を創設し、1番目の学類として先導学類を始動させました。令和4年4月には、新たに観光デザイン学類(仮称)の設置を申請しています。

グローバル化の進展に伴い複合的な社会課題が多くなればなるほど、高度な専門的知識の修得にとどまらず、問題の本質を見抜く力とともに、多様な背景を持つ人々との協働により課題を解決する意欲と実行力を育む学びを提供することが大学に求められています。我が国が直面する課題の克服、すなわち国際競争力の再興と地方創生には、創造力と突破力をもって未来を切り拓き、世の中を変革する尖った人材の存在が不可欠です。

融合学域では、現在・未来における課題の発見とその解決を目指し、「多分野にわたる文理融合の学びと連携・融合」および「アントレプレナーシップの醸成」を柱とする実践重視の学びにより、イノベーションの創成をリードする中核的リーダーを養成します。先導学類では、従来の常識や殻を破り、社会を変革し、新しい未来を切り拓く人材、観光デザイン学類(仮称)では、従来の観光学とは異なる新たな価値デザイン社会を創造する人材の輩出を目指します。地域そして世界を舞台に新風を吹き込む人材を送り届け、「地域と世界に開かれた教育重視の研究大学」としての使命を果たしていきます。

署名:金沢大学長 山崎 光悦
融合学域長あいさつ
融合研究域長

融合学域は、金沢大学の4番目の学域として令和3年4月に創設しました。発足は4番目ですが、学則上は1番目に記載しています。これは、この学域に賭ける山崎学長の意気込みの強さと金沢大学の期待の大きさを表しています。

この学域は、停滞した現在の日本社会を変革する志に基づいて、従来の学問領域に囚われない新しいイノベーションの創出を目的としています。併せて、広範な分野にわたる教養と文理融合の専門的知識を修め、課題発見・解決モデルを推進することで、地域と世界に貢献することを理念とし、知識基盤社会で中核的リーダーシップを発揮できるイノベーション人材の養成を目標としています。

この学域のキーワードは、文理融合(異分野融合)、イノベーション、アントレプレナー、デザイン思考、そして多様性です。

最近いくつかの国立大学で文理融合を目指す新しい学部が設置されています。文理融合など「机上の空論」であり、文理融合教育は、両分野の研究者を寄せ集めたに過ぎないという批判があることは確かです。こうした批判は、柔軟な考え方(創造的なマインドセット)を基本とするデザイン思考からは生まれません。われわれは、学内から自薦・他薦を問わず、異分野に挑戦することを厭わない多様な人材を選び抜き、学外からも有望な人材を集めて教員組織を創り、アントレプレナー教育をイノベーションの一手段として出発しました。

かつて Japan as Number Oneと言われた時代もありました。しかし、日本の国際的な地位は、最近20年で大幅に低下しており、新型コロナウイルス感染症を経験した世界では、日本経済の貧困化がさらに進み、日本は先進国の地位からも脱落してしまうという指摘があります。これは、1990年代後半からイノベーションが停滞し、優れた製品やサービスを生み出せなくなってしまったことが原因です。われわれは、この日本の現状を打破する教育・研究の展開を目指さねばなりません。

融合学域長・融合研究域長
大竹 茂樹
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