地球規模で急速に起こっている社会の変容や価値の共感を的確に踏まえた上で、我が国の観光産業の諸課題に関し、人文科学・社会科学・自然科学等の多様な知見を活用しながらその解決に取り組むとともに、Society 5.0や新たな日常に対応し、多核連携型の国際観光立国を見据えた新たな観光価値をデザインする人材の育成を目指しています。
観光デザイン学類では、次のような意欲ある入学者を求めます。
- 様々な分野の知識を学び、それらを統合して課題発見・解決を率先したい人
- 多様な制度・慣習等に知的関心を有し、より良い未来社会づくりに貢献したい人
- 最先端の学知を連携・融合し、観光に資する新たな価値創出に挑戦したい人
募集人員文系傾斜 26名理系傾斜 14名
文系傾斜では、基礎学力を問うとともに、数学、英語に加え、国語又は総合問題を課し、理系傾斜では、基礎学力を問うとともに、数学、理科及び英語を課して、いずれも学力を多元的に評価します。合格者は学類ごとに発表します。
募集人員(移行)観光デザイン学類へは 文系一括から 3名理系一括から 2名
文系一括では、基礎学力に加え、英語の学力と総合的な課題(総合問題)の理解力・論理的思考力・表現力等を、理系一括では、数学及び英語の基礎学力に加え、物理又は化学の学力を、それぞれ重視します。なお、一括入試での入学者は、国際基幹教育院総合教育部に1年間所属し、2年次進級時に、本人の志望、学業成績等を考慮の上、移行学類を決定します。
(注1)
大学入学共通テストの「英語」については、英語外部試験で一定以上のスコア※の場合、スコアの提出を認めます。英語外部試験のスコアを提出する場合であっても、大学入学共通テストにおける「英語」を受験する必要があります。
対象とする英語外部試験は、ケンブリッジ英語検定(リンガスキル含む)、実用英語技能検定、GTEC(CBT)、GTEC検定版(Advanced)、IELTS、TEAP(4技能又はCBT)、TOEFL iBT(Home Editionを含む。)です。これらの英語外部試験のスコアは得点化を行い、大学入学共通テストの「英語」の得点と比較して高得点の方を利用します。
※本学が求める一定以上のスコア:ケンブリッジ英語検定:140、実用英語技能検定:1950、GTEC(CBT)960、GTEC検定版(Advanced):960、IELTS:4.0、TEAP(4技能):225、TEAP(CBT):420、TOEFL iBT:42(Test Date Scoreのみ認めます。My Best Scoreは認めません。)
出願時に第2志望として融合学域の他の学類のいずれかを選択することができます。融合学域各学類の第2志望の扱いは以下のとおりとします。
① 各学類を第1志望とする受験者を対象に合格候補者を決定します。
② ①による方法で合格候補者数を満たすことができなかった場合は、出願時に第2志望を申請した者(①で合格が決定した者を除く)を合格判定に加えます。得点を第2志望学類が課す教科・科目及び配点で換算し、文系傾斜・理系傾斜の区分を維持した上で、それぞれ判定します。第2志望学類が課すすべての教科・科目等を受験していなければ合格判定対象とはしません。
第2志望の有無は第1志望学類の合否に影響しません。また、合格者は学類ごとに発表します。
募集人員一般枠 4名特別枠(地域枠) 6名
基礎学力に加え、小論文課題の論述により、基礎的知識、思考能力、論述能力等を評価し、口述試験(プレゼンテーションを含む。)では、表現力及び平素の努力のプロセスや本学入学後の勉学意欲等を多面的・総合的に判定します。
募集人員若干名
基礎学力に加え、英語による総合的な課題(総合問題)、口述試験(プレゼンテーションを含む。)を課して、論理的思考力や国際的なコミュニケーション能力及び平素の努力のプロセスや本学入学後の勉学意欲等を中心に多面的・総合的に判定します。
募集人員若干名
口述試験(プレゼンテーションを含む。)では、多面的な質問を行い、数学的に特異な才能を活かして社会的な課題に取り組む意欲を総合的に評価します。
募集人員若干名
口述試験(プレゼンテーションを含む。)では、多面的な質問を行い、文学的に特異な才能を活かして社会的な課題に取り組む意欲を総合的に評価します。
募集人員若干名
口述試験(プレゼンテーションを含む。)では、多面的な質問を行い、本学入学後の勉学意欲や学類への適性を総合的に評価します。
募集人員若干名
小論文課題の論述により、基礎的知識、思考能力、論述能力等を評価します。口述試験(プレゼンテーションを含む。)では、多面的な質問を行い、勉学意欲や学類への適性を評価し、実務経験での努力のプロセス及び志願理由書等の書類を含めて多面的・総合的に審査します。
募集人員若干名
国語、数学及び英語から2教科を課し、基礎学力を問うとともに、口述試験(プレゼンテーションを含む。)により理解度、勉学意欲、基本的知識等を多面的・総合的に評価します。
募集人員若干名
出願資格に定める国際バカロレア資格の要件充足に加え、小論文課題の論述により、基礎的知識、思考能力、論述能力等を評価し、口述試験(プレゼンテーションを含む。)では、理解度、勉学意欲、基本的知識等を、多面的・総合的に評価します。
募集人員若干名
基礎学力を重視するとともに、口述試験(プレゼンテーションを含む。)により、コミュニケーション能力、勉学意欲及び本学での学びに必要な能力・資質を、多面的・総合的に評価します。
Admission Guidelines of “The bridging program to learn the innovation of regional revitalization with aspects of integrating the humanities and sciences”
【注意】
- 出願前には、必ず最新の情報を本学Webサイト及び学生募集要項で確認してください。
- 特別選抜において、Iは大学入学共通テストを課さない入試、Ⅱは大学入学共通テストを課す入試を指します。
- 令和6年度以降の入学定員増員による入試の変更点はこちら
金沢大学では、令和3(2021)年度入学者選抜から後期日程試験を廃止し、より多様な学生を受け入れるための新入試制度を実施しています。
本学は、自己の使命を国際社会で積極的に果たし、知識基盤社会の中核的リーダーとなって、常に恐れることなく現場の困難に立ち向かっていける“金沢大学ブランド”人材の育成を教育目標としており、これを実現するために6つの能力からなる金沢大学<グローバル>スタンダード(KUGS)を定めています。「KUGS特別入試」では、本学が提供する「KUGS高大接続プログラム」を受講した高校生などが、当該プログラムで課される課題レポートと、高等学校等での探究的な学びや課題意識を持って取り組んだ各種活動に関する課題レポートを提出し、KUGSに基づく評価基準で評価を受け、基準を満たした場合又は国立研究開発法人科学技術振興機構のグローバルサイエンスキャンパス事業の第一段階を修了した場合(大学等が開講するグローバルサイエンスキャンパス事業によるプログラムにより一次選抜後に受講者を育成する二次選抜までの育成プログラムを修了した場合)に出願資格を与えます。入試では入学を希望する学類の入学者受入方針(アドミッション・ポリシー)に基づき、口述試験や小論文などにより「主体性」「協働性」などを評価し、志願者の能力・資質及び意欲に重点を置いた選抜を行います。
令和6(2024)年度入試では、新設の以下の選抜で上記の出願資格以外でも出願が可能になります。
・観光デザイン学類【総合型選抜地域枠】
・スマート創成科学類【デジタル人材選抜】
「超然特別入試」には、(1)A-lympiad(エーリンピアード)選抜Ⅰ、(2)A-lympiad選抜ll、(3)超然(ちょうぜん)文学選抜の3つの選抜があります。
「超然特別入試」の選抜では、高等学校等在学中に本学が主催するコンテスト「日本数学A-lympiad」又は「超然文学賞」に応募し、所定の入賞実績を上げた場合に出願資格を与えます。「超然特別入試」は、入学を希望する学類の入学者受入方針(アドミッション・ポリシー)に基づき、口述試験や小論文などにより志願者の能力・資質及び意欲に重点を置いた選抜を行います。
融合学域では、高等学校卒業後1年次から入学する者に加え、留学生や社会人等の3年次編入学者を受け入れ、日常的に多様な背景を持つ他者との共創やグローバルな観点で課題探求に取り組む、ダイバーシティ教育環境を構築します。
3年次編入学試験では、一般選抜、外国人留学生選抜、社会人選抜を実施します。
融合学域では、学修に専念できる環境を整えることを目的として、本学入学者選抜試験(3年次編入学試験を含む。)において優秀な成績で合格した外国人留学生及び社会人を経済的に支援する、入試成績優秀者修学支援制度を設けています。
優秀な成績で合格し、日本での就職を目指す外国人留学生には、入学時からビジネス活用や日本語能力獲得を重視しながら融合学域の教育課程を学修する「文理融合の地方創生イノベーションを共修するブリッジングプログラム」を指導し、学費免除や給付型奨学制度、学生・留学生宿舎費助成等の支援を行います。
優秀な成績で合格した社会人には、入学料の全額及び授業料の全額を免除します。