MENU

Webキャンパスビジットの舞台裏に密着!(観光デザイン学類編)

2022.09.07 融合学域 観光デザイン学類 全ての方向け

こんにちは!観光デザイン学類1年の栞です。

今回は特別編!8月9日(1日目)から10日(2日目)の2日間にわたって行われたWebキャンパスビジット〈リアルタイム配信〉の舞台裏をお届けします。

Webキャンパスビジットとは、8月3日から16日までの14日間にオンラインで開催された、高校生・受験生・保護者・学校関係者などを対象とした双方向型オープンキャンパスのことです。各学類の教員の授業動画のオンデマンド配信と、教員や学生による学類紹介・模擬授業などのリアルタイム配信の2つのパートに分かれていて、今回は観光デザイン学類のリアルタイム配信に密着しました!
Webキャンパスビジットにご参加いただいた方もそうでない方も、ぜひご覧ください。

〈1日目(8月9日)〉

1日目の配信は、観光デザイン学類の学生による学類紹介でした。朝10時、配信会場の研究室に向かうと、そこにはすでに配信の接続テストや最終打ち合わせに励む学生2人の姿がありました。

左から、観光デザイン学類1年の出戸葵さん、西川凛さんです。

Webキャンパスビジットの舞台裏に密着!(観光デザイン学類編)

私「緊張する?」
出戸さん「やばい、うまく話せる気がしない」
西川さん「100人以上の受験生に見てもらえると思うとドキドキするよね」

リアルタイム配信が始まりました。出戸さんと西川さんが代わる代わるそれぞれの学生生活についてアピールしていきます。今回2人が目指したのは、「パンフレットには書かれていない観光デザイン学類の魅力をたくさん知ってもらうこと」。2人の通学風景から具体的な授業カリキュラムまで盛り込まれた、観光デザイン学類の楽しさが目一杯伝わる2人のプレゼンには、思わず私もうなずきながら聞き入ってしまいました。

配信の後半では、受験生から届いた質問に出戸さんたち2人と、観光デザイン学類の教授である眞鍋先生の3人で一つ一つ答えていきました。予想される進路についてや放課後のアルバイトについてなど、受験生からの様々な質問に答える時間はとても盛り上がりました。




配信後、学生の2人にインタビューを行いました。

Q1 初めてのリアルタイム配信はどうでしたか?

出戸さん「パニック。緊張したけど、質問コーナーがすごく楽しかった」
西川さん「眞鍋先生を交えたおかげで話しやすかったね」

Q2 受験生のみなさんにメッセージをお願いします。

出戸さん「伸び悩んでも倍率が高くても負けないで!金沢大学で会えることを楽しみにしています」
西川さん「観光デザイン学類に入って本当によかった。少人数の絆はとても強いです」

2人と眞鍋先生の熱意が伝わるパワフルな40分でした。
学生と教員の生の声で、少しでも観光デザイン学類のリアルが伝わっていたら嬉しいです。





〈2日目(8月10日)〉

2日目は観光デザイン学類の教員による学類紹介と模擬授業でした。1日目の紹介とはうって変わって、指導体制や入試情報など受験生のみなさんが知っておくべき具体的な事項が主となっていました。

配信の後半は、観光デザイン学類助教の和田啓吾先生による模擬授業でした。情報を活用した観光サービスをテーマに、外国人観光客のリアクションの統計的分析やバーチャル旅行などの事例に触れて、情報が観光サービスにもたらすメリットを学ぶことができました。

Webキャンパスビジットの舞台裏に密着!(観光デザイン学類編)

授業スライドの一部

Webキャンパスビジットの舞台裏に密着!(観光デザイン学類編)

模擬授業を行われている和田先生

配信後、和田先生にお話を伺いました。

Q1 リアルタイム配信の感想を教えてください。

模擬授業に内容を詰め込み過ぎて、受験生のみなさんの質問に答える時間を十分に取れなかったのが残念だった。また、この学類にはまだ1年生しかいないため、卒業論文や具体的な進路について詳細に答えられないのが申し訳なかった。

Q2 今回の模擬授業は「情報×観光」がテーマでしたが、Webキャンパスビジットにこのテーマを選んだ決め手は何ですか?

統計・機械学習を用いたビジネスは現在関心がとても高まっていて、今後最も市場の拡大が狙えるから。特にメタバース*1は未知数な部分が多く、受験生の興味を引く分野であると考えた。今後、情報分析能力・プログラミング能力はあって当たり前の世界になり、それらを用いてどのように課題発見をするか、それらをどう応用できるかが1番のカギとなることを伝えたかった。

*1…コンピュータやインターネットを利用してコミュニケーション等を行うバーチャル空間あるいはそのサービス・プロダクトの総称

Q3 このような学生に来てほしいというイメージはありますか?

学類紹介でもあった通り、この学類では必要に応じて、学年に関係なく専門基礎科目に立ち返って学ぶことができる「バックキャスティング学修」の制度がある。自分の理想の将来像はどのようなものか?今の自分に足りないものは何か?を主体的に考えて行動できる人。意思が強く、困難にもへこたれない心意気を持った学生と学びを深めていきたい。

 

 

Q4 受験生のみなさんにメッセージをお願いします。

頭がいい人はなんでもできます。ですが、今の時代は才能よりも諦めない姿勢が大切です。何か特別なことができなくてもいい。とことん1つのことを飽きずに追究していれば、必ず何か成果は生まれます。頑張ってください。



和田先生の動画や全国各地でのサービス事例を交えた授業は非常にわかりやすく、受験生のみなさんにも親しみやすい内容だったのではないでしょうか。Q3については、私も肝に銘じておこうと思います(笑)。

〈参考〉

和田 啓吾-金沢大学研究者情報

https://ridb.kanazawa-u.ac.jp/public/detail.php?id=11287

観光地の混雑解消のヒントは流体力学にあり? 人流モデルの研究(和田先生の夢ナビ講義)

https://yumenavi.info/vue/lecture.html?GNKCD=g012242&SerKbn=o

 

今回は観光デザイン学類のWebキャンパスビジットの裏側をお届けしました。また、秋にはついに対面型キャンパスビジットの開催も決定しています!受験生のみなさんにお会いできるのを、観光デザイン学類一同楽しみにしています。詳細は随時金沢大学の受験生特設サイトに掲載されるので、ぜひ定期的にチェックしてくださいね。

 

〈参考〉

金沢大学受験生特設サイト

https://examination.w3.kanazawa-u.ac.jp/

 

最後までお読みいただきありがとうございました!