KUGS特別入試座談会~後編~
2024.05.13 融合学域 観光デザイン学類 受験生
こんにちは!ちょっき です。
前回の記事は読んでいただけましたでしょうか?
前編↓↓ を読んでからご覧ください!
https://innov.w3.kanazawa-u.ac.jp/articles/articles-2462/
それでは早速本編へ!
融合学域KUGS特別入試の小論文について
M:小論文って問題の形式もいっぱいあるけど、1つの形ばっかりやっちゃってたんだよね。だから問題を見たときに焦ってしまって、30分くらい何もできなかった・・・
C:私もそれは後悔しているな。あと、観光の内容しかやらなかったことも後悔の一つ。3週間前から1日1つは必ず書くようにしていて、文章を作る早さや言葉選びについては鍛えられたことは良かったけれど、どんな形式・内容であろうと焦らないようにできるといいよね。
H:融合学域って文理融合をテーマに掲げてるから、観光の内容に縛られちゃだめだと思って国際学類の小論文やAIについても書いてたよ。いろいろなジャンルをやっておいてよかったって思ってる。
A:受験生に対して一つ言えるのは、融合学域のパンフレットやホームページをしっかり読んで、わからない単語があったら徹底的に調べるべき!ということ。やっぱりどんな内容が来てもある程度の知識を持ったうえで対応できることが大切だよね
融合学域KUGS特別入試の面接について
C:私はこれが一番つらかったな。学校の先生に練習をしてもらっていたよ。毎回「自分の伝えたいことの核をはっきりさせて、もっと詳しく論理的に話せるようにしないとダメだよ」と言われて、これ以上どうすればいいんだ!って思って毎回泣いてた(笑)。一番時間を使ったな。最終的にはどれだけその大学に行きたいのか、熱意が伝わるかが大事だって言われたよ。
H:特に面接は自分の力だけだと無理だよね。自分の思っている以上に客観的な視点からのアドバイスって大事だと思う。あとは自分の話していることについて全く知識がない人に伝わるのかやってみることも大事!
A:私は口頭プレゼンが一番大変だった。そもそも何を言ったらいいのかわからなかったから。何人かの先生に見てもらったら、くださるアドバイスが違いすぎてパニックになった。アドバイスをもらうことも大切だけど、ある程度自分がいいと思うことを信じることも大事だと思うよ。
M:私は課外活動を特に頑張っていたから、自分がどんな取り組みをしてたか、学んだことは何かをしっかり言語化しておくことが大事だって感じたかな。先生のアドバイスも大事だけど、やっぱり自分の言葉で、自分が納得できる形でまとめておけばきっと話したいことが伝えられると思う。パニックになると事実しか話せなくなっちゃうからね。
A:確かに。あと、噓をつかないことが大事!私は面接本番でわからないことがあって、わかりませんって言ったもん。
一同:えらい!
A:矛盾が生まれることが一番いけないことだからね。
M:ニュースや用語はわかってる前提で話をされるから、しっかり調べておくことが大事だと思った。観光についての知識や情報をニュース、ネット、本・・・いろいろな媒体から、できるだけたくさん仕入れておくことが必要。
C:それは大事だね。観光庁の文章や旅行雑誌、論文をずっと読んでいたな。
H:私は面接官の先生の中に入りたいゼミの教授がいらっしゃったから、そのことも話した!そういうところもしっかり調べてみるといいかも。
M:私も面接中、教授の名前を出したな。話も弾むからね。
C:面接はコミュニケーションだよね。大事!
A:あと、どうやってオリジナリティを出すかをよく考えたな。石川県内出身だから、話題がかぶってしまうかも?って不安だった。面接官の先生の印象に残るかってとても大切だと思う。
M:それよくわかる。地元を推していこうって決めていたんだけど、会場ついてみんなの制服をみたら、県内出身者が多くて焦ったな。
C:私は逆に地元について県外の人にどうやったら伝わるのかを考えることに苦労したな。前提を話すところから始めなければいけなかったから、修飾語句が長くなってた。周りとの差別化という点については有利だったみたいで、関東から来てるってだけで先生方の印象に残っていたことをあとから教えてもらったよ。
当日のハプニングは?
C:スマホを行きのバスに忘れた!
A:ああ!横でバタバタしてたのそれだったのか!
C:すぐに母に連絡して何とか戻ってきたけど、これ以上の恐怖は体験したことないよ。これで合格できたら武勇伝になると思ったら冷静になれた(笑)。ポジティブシンキング大事!
M:私は口頭プレゼンはメモを見ていいものだと思ってて暗記してなかったことだな。当日会場に行って周りみてまずいぞ・・ってなった。前日まで修正をかけていたし、そもそも暗記もしていなかったから、パニックになってしまって。待ち時間で覚えようとしたけど全く入ってこないし、他のことを確認することもできないし、面接もパニックになって全然できなかったから落ちちゃったなーって思ってた。
C:それは大変だったね・・・
H:私は定員割れしていないことを会場で知ったことかな。Aから教えてもらって、急に焦ってしまったよ。情報収集は本当に大事!
KUGS特別入試を受けてみて
H:私は本当に良かったなって思う。将来について深く考えたから、大学で何がしたいのかが明確にできて、今につながってるなと感じる。
M:すごくわかる。簡単に言うと大人に近づけた気がする。
H:それ以外にも家族や先生への感謝とか、メンタルコントロールの方法とか学ぶことが多かった。
C:私も結果的にはよかったな。ただ気軽におすすめはできないかな。人生で一番大変だったから。覚悟を持って選択をするべきだよ、って伝えておく。
A:そうだね。精神的にきついよね。この入試方式に興味がある子ってきっと観光が好きな熱意がある子でしょ?来てほしいなと思う!ただね・・・。
C:一番辛いことって、勉強する時間がないことじゃないかなと思う。私は特別入試の対策の時期にちょうど模試の成績が下がってしまっていて、頑張らないといけないのになんで勉強せずに本を読んでいるんだろうって思って辛かった。
A:私も一緒!周りが勉強に必死になっている中、なんでパソコンとにらめっこしてるのかなって辛かった。KUGSって共通テストの点数も必要だから、勉強が間に合わないという焦りも大きくて本当に辛い時期だったな。
M:結構シビアな試験で、簡単に受かるものでもないことを知っているし、安易におすすめはできないね。
H:ただ、KUGSは偏差値をみられるものではなくて、どれだけ自分が今まで頑張ってきたのか、どれだけ熱意があるのか、そういう内面的な部分を見てもらえる入試方法だから、金大に入りたい!って強く思っている子には、積極的にがんばってほしい!
M:私は高校時代に勉強よりも課外活動に力を入れていて、それを評価してもらえてここにいるから、高校で何か頑張っていることがあって、それに対して熱意がある人にぜひ来てほしいな。
A:ネガティブなことを言ってしまったけど、絶対に無駄な経験にはならないはずだから頑張ってもらいたいな。
C:すべての受験生がんばれ!だね。
いかがでしたでしょうか?
4人とも一生懸命に頑張ったことだったので思い出話が尽きることがありませんでした。
金沢大学を志望している人はぜひKUGS特別入試の受験を考えてみてくださいね。また、そのほかにも多くの入試方式があるのでぜひ調べてみてください。受験は情報がとっても大事です!!
それでは、読んでいただきありがとうございました!