わたしの国語の勉強法
2025.05.01 融合学域 先導学類 観光デザイン学類 スマート創成科学類 受験生
こんにちは!観光デザイン学類3年のちょっきです!
新年度が始まりましたね。これから勉強を本格的に頑張るぞーという方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、私の得意科目であった国語の勉強法についてご紹介します!
今回紹介する方法は、共通テスト・二次試験のどちらにも使える方法です。文系理系問わず、ぜひ最後まで読んでみてください!
1.国語こそ「単語・熟語」が命!
これは現代文・古文・漢文すべてに共通して言えることです。日本語だからなんとなく読めてしまうため、後回しにしてしまう人が多いのではないでしょうか?
日本語には、日常的に使っている意味やその言葉から抱く印象と本来の意味が違う、複数の意味があるなど、落とし穴となりうる単語がたくさん存在します。試験に出るような文章は難しい内容を取り扱っており、単語の意味一つで大きく間違った解釈をしてしまう可能性があります。また、確信を持てずに不安なまま選択肢を選ぶことになってしまうかもしれません。単語の意味をしっかりと覚えることは文章や問題文、選択肢を正しく理解するためにとても重要です!
私はとにかく単語帳をたくさん読みました。現代文単語帳も大切です。ただ単に「言葉=意味」で覚えるのではなく、例文とセットで覚えたり、イメージで覚えてみたり(ポジティブ/ネガティブなイメージ!や、イラストを想像してみるとこんな感じ!など)したほうが、理解が深まって実際の文章で応用しやすかったです。
他には、意味を間違えていたり、不安があったりした単語をまとめた、「myミニ単語帳」を作ってスキマ時間に読んでいました。これは暗記系すべてに応用できるのでオススメです!
上の写真は実際に使っていた「myミニ単語帳」です。国語・英語で2冊作り、ポケットに入れて持ち歩いていました。
2.現代文は淡々と文字を追う、古文・漢文は景色を思い浮かべる
現代文は、文章をそのまま文字通りに理解することが大切です。自分の意見を捨てて文章を文字のまま解釈をする、ということを意識し始めてから成績が上がっていきました。
筆者と意見が違う!主人公の心情がわからない!ということがあるかもしれません。しかし文章の中に必ず根拠があります。この方法で唯一頼れるものは単語です。こういった意味でも単語は大切です!
また、シンプルな読解問題では、一つの問題の答えを導くために必要な根拠の数は大体2つであるということ、そして、評論は一般論とは違った主張をするために書くことが多いということも意識していました。答えを裏付けそうなポイントが2つ見つかったら設問の選択肢を読むようにしていました。
古文・漢文はその場面を映像的に想像しながら読むことが一番大切です。
登場人物をしっかりと把握し、戦いなのか、男女の逢瀬なのか、ありがたい教えをいただいているのか・・・想像できるだけで、わからない単語があったとしても、迷ったときに選択しやすくなります。
これができるようになるために私がよく使っていたのは「国語便覧」!
便覧を読むことはおろそかにされがちですが、侮るなかれ。国語便覧は時代背景や生活様式を理解し、映像的に想像するために素晴らしいものなのです!ロッカーの奥底で眠っているかも?という人はぜひ引っ張り出してきてみてください。
3.とにかく文章を読む!
言葉は何度も使ってみないと自分のものにはなりません。読み方のコツは無意識に使えるようになるくらいまで慣れていかないといけません。そのためには、数をこなすしか方法がないのです・・・!
また、文章をたくさん読むことで読むスピードが徐々に速くなっていきます。私も3年生最初の頃の模試では、問題文を最後まで読み切れないくらい読むスピードが遅かったですが、共通テスト本番では、15分以上見直しの時間がとれるまでに成長しました。国語は時間に追われてキツイ!という方は、問題を解かなくてもいいので、とにかく文章に継続的に触れて慣れていくことをオススメします!
私は9月までは文章(小説や新聞記事などでもOK)を読んで文章読解に慣れること、10月からは過去問や問題集を使って現代文・古文・漢文すべてを毎日1つずつ解いて、実践力をつけることを習慣化しました。時間がない時は以前解いた問題文を読み直して、単語の解釈や根拠の導き方が間違っていないかを確認していました。一度やった問題文を解き直すだけでも効果があります(国語は解き直しをおろそかにされがちですが超大事です!)。
まとめ
1.国語こそ「単語・熟語」が命!
2.現代文は淡々と文字を追う、古文・漢文は景色を思い浮かべる
3.とにかく文章を読む!
これらはあくまでも私の勉強法です。一度試してみて、自分に合っていそうなら続けてみる、合わなさそうならやめる、くらいの軽い感覚で読んでみてくださいね。
金沢から応援しております!
お読みいただきありがとうございました!!