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KUGS特別入試ってどんな対策をすればいいの?? ~後編~

2025.10.25 融合学域 観光デザイン学類 受験生

なっつ

    皆さんこんにちは、融合学域観光デザイン学類のなっつです!

    前編ではKUGS特別入試の対策について実際に行っていた対策をもとにお伝えしました。

    後編ではプレゼンと口述試験のより具体的な内容についてお話したいと思います!

    まだ前編を読んでないよという方がいたらぜひ読んでみてください!!

<プレゼン>

    前編でもお伝えしたようにプレゼンではPCや資料等は使用することができず、口頭のみの発表になります。

 

プレゼンは、事前に提示された課題に沿ってプレゼンの内容を考えます。内容については学んだことを基にプレゼンを行うという比較的自由な形式です。時間は5分程度となっていたので、ちょうどよい文字数でプレゼンの原稿を考えていました。内容や話し方はもちろん、時間や文字数も気にしてみてください。そして観光の知識を増やしたり、興味の幅を広げたりするのに役立つので様々な言葉について調べて理解を深めてみてください。面接のときにも役立ちます。

    私は地元の宮城県の観光について言及し、文献を参照しながら分散化に焦点を当てた「オーバーツーリズム」の対策を提案しました。内容に関しては、より熱意を持って伝えられるように自分が一番興味のあることをプレゼンの材料にするのをオススメします!また、客観的事実を入れると説得力が格段に上がるので、絶対に入れてください。私は宮城県が公表している統計等の資料や本を活用していました。
やはり人を引き付けるような話し方を身に着けることは重要です。私は聞いている人の聞きやすさと魅力的な話し方を重視して練習をしていました。プレゼンの内容はもちろん、聞きたいと思わせる工夫をしてみてください。私は注意したいポイントを原稿に細かくメモしていました。例えば、間の取り方、強調したいところなどに印をつけると意識しやすいです。少しでも空いてる時間を見つけて毎日読むと意識づけできるので頑張ってみてください!

 

 

    当日の話になりますが、面接官の目は絶対に見てください!また、面接官が複数人だったら均等に目を配ってください。目を見ることで誠意や自信が伝わります。逆に目を見ないと自信がなく見えたり意欲が伝わらなかったりします。相手の目を見て話すことは難しいと思う人もいるかもしれません。最初は私も苦手でした…。ですが、練習を積み重ねて自信が持てるようになると自然と相手の目を見て話せるようになりました。皆さんも練習あるのみです!最初から完璧にできる人はいないので大丈夫です。少しずつ意識するだけでも変わります。

<口述試験>

    口述試験の対策としては、自分が書いたことや発言したことに関してはどのように質問されるのかを事前に考えて隙のないように調べておいた方がいいです。知らない単語や用語を調べたり、こまめにテレビや新聞でニュースをチェックしたりするのが大事です。また、入学後どのようなことをしたいのか、どのコアエリアに興味関心があるのかなどを考えておくと一貫した話ができると思います。観光デザイン学類ということもあって観光を中心に考える傾向にあるかもしれませんが、それだけに縛られず幅広く知識をつけていってもらいたいです。知識が増えれば増えるほど自信になります!そして今よりもっと楽しくなります!

 

    どのように練習をすればよいのか分からないという人も多いかと思います。私は質問されそうなことを考えてリストにしていたので、皆さんもぜひ質問リストを作ってみてください。自分で考えた質問や高校の先生との練習のときに質問されたことをまとめ、毎日質問を見て答える練習をしていました。練習をするときは本番を意識して声に出して練習するといいですよ。私が作ったリストには全部で165問ありました!練習をしている間に突っ込まれそうな箇所がだんだんと分かってくるので、その部分は書き留めて回答を考えておくといいと思います。質問のリストに回答も同時に書いていたのですが、キーワードで覚えることをオススメします。キーワードで覚えておくとその言葉を繋げれば回答になるので臨機応変に対応できます。質問を聞いたときにそのキーワードがパッと出てくるぐらいになるのがベストだと思っています!
    先ほども知識をつけてもらいたいという話をしましたが、私は情報収集用のノートを作成していました。下の写真のように自分が分かりやすいようにまとめています。

KUGS特別入試ってどんな対策をすればいいの?? ~後編~

    このときは宇宙旅行と地方の財源不足のことを調べていますね。宇宙旅行の需要予測や経済規模、地方の財源不足が改善しない要因などの情報を集めていました。この情報に対して意外だなと思うかもしれませんが、観光産業は裾野が広いので、一見観光に関連がないと思うような情報でも繋がる部分があります。個人的には、複数の産業を組み合わせて考えられるところも観光業の魅力だと感じています。様々な観点から情報を集めてみるといろいろな発見があって面白いですよ。情報収集はやりたくないな、退屈だなと感じる日もあるかと思います。私は毎日見たいと思えるようなノートを作るために、空いているところに関連したイラストを描いていました。ちょっとした工夫をするだけでも気持ちが全然違うので、自分なりの工夫を考えて取り入れてみてください。また、図や絵など視覚的に理解しやすい方法で学ぶといいです。その図や絵が記憶として残るので覚えやすいです。皆さんも自分が分かりやすいと思う方法を見つけて学んでください!

 

    いろいろな不安が出てくるときもあるかと思いますが、自信を持って答えている態度を示すことが重要なので、入試本番はこれまでで一番緊張するかと思いますが、今まで練習してきたから大丈夫と自分に言い聞かせてあげてください。どれだけ準備してきたかは発言や行動の全てに出るので、一回一回の練習を大切にして本番に臨んでほしいです。練習の積み重ねを本番までに自信に変えられるように頑張ってください!

<おわりに>

    今回はプレゼンや口述試験の具体的な内容についてお話ししました。少しでも皆さんの参考になればと思います。プレッシャーに感じることもあるかと思いますが、気負いしすぎずに楽しんで口述試験やプレゼンに臨んでほしいです!なぜ自分は金沢大学に入りたいのか、何がしたいのか、なぜそこに興味があるのか分からなくなるときもあります。そんな時は、調べている時間や練習が事務的にならないように原点に帰ってみてください。また新たに自分を見つめ直すことができると思います。

 

 

    どんな状況でも前向きに楽しんで頑張ってください、応援しています!!
    金沢大学で一緒に学べる日を楽しみにしています!