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先導学類松島ゼミ生がバンコクでの「天皇誕生日祝賀レセプション」にて能登復興への取り組みと石川県の魅力を世界に発信

2025.03.07 融合学域 先導学類 ニュース

 2月18日、融合研究域融合科学系の松島大輔教授が主宰する金沢大学産学融合研究会は,能登復興への支援活動と石川県の魅力を発信するため,タイ王国のバンコクで開催された「天皇誕生日祝賀レセプション」に参加しました。

 このレセプションは、在タイ日本大使館の主催で、バンコク市内のクイーンシリキット国立コンベンションセンターで開催し,タイ国要人、在タイ日本人関係者、及び各国大使館など、日本になじみの深い約2,500名が参加しました。

 金沢大学産学融合研究会では、2023 年度より先導学類の学生を中心に、タイをはじめインドやベトナムへ約30 名の学生を派遣し、参加企業の新興国での新規事業の可能性を探る『2×2 再創業インターンシップ』を実施しています。令和6年能登半島地震からの復興に向け、生産拠点の被災による需要縮小のピンチを新たな市場を海外で創出するチャンスに転換することを目指しています。今回はその一環として、松島教授と学生3名が在バンコク日本大使館のご厚意によりブース参加し、石川県の伝統産業品を紹介するとともに,能登復興への取り組みも発信しました。

 石川を代表して石川の産品を紹介するブースの企画運営をするために、学生たちはこれまでのタイでの留学経験を活かし、どのようなPR をすれば石川県の産品がタイで認知され、人気が出るようになるかを研究し準備しました。

 当日は、石川県および石川県酒造組合連合会の協力を得て、石川の銘酒を持込み、株式会社箔一の金箔を石川の酒盃に散らすパフォーマンスを実施しました。多くの参加者が石川県への高い関心を示し、タイでの日本酒ブームを背景に石川の地酒のコンテンツ力が実証されました。また、高澤商店の七尾和ろうそくや漆陶舗あらきの輪島塗や山中塗の実用的な伝統工芸品の鑑賞や説明に時間を費やす参加者も多く、他の地域に比べて圧倒的に注目されるブースとなりました。

 その他、丸八製茶場の棒茶も人気が高く、一般的に知られる抹茶の文化以外の香りや味わいを楽しむお茶を体験することで、多くの参加者からぜひタイでも購入できないかという相談も寄せられました。

 本活動には石川県庁および県内事業者の皆様から、多大なご協力と石川の銘品の提供をいただきました。また、学生も企画と運営に携わり、石川県の魅力を世界に広めるとともに、実践的なマーケティング学修の機会を得ることができました。

先導学類松島ゼミ生がバンコクでの「天皇誕生日祝賀レセプション」にて能登復興への取り組みと石川県の魅力を世界に発信

レセプション会場の様子

先導学類松島ゼミ生がバンコクでの「天皇誕生日祝賀レセプション」にて能登復興への取り組みと石川県の魅力を世界に発信

参加した学生と石川ブースの全景

先導学類松島ゼミ生がバンコクでの「天皇誕生日祝賀レセプション」にて能登復興への取り組みと石川県の魅力を世界に発信

ブースにて石川の銘品を紹介する様子

先導学類松島ゼミ生がバンコクでの「天皇誕生日祝賀レセプション」にて能登復興への取り組みと石川県の魅力を世界に発信

協力企業の展示品

先導学類松島ゼミ生がバンコクでの「天皇誕生日祝賀レセプション」にて能登復興への取り組みと石川県の魅力を世界に発信

協力企業の展示品

先導学類松島ゼミ生がバンコクでの「天皇誕生日祝賀レセプション」にて能登復興への取り組みと石川県の魅力を世界に発信

協力企業の展示品

先導学類松島ゼミ生がバンコクでの「天皇誕生日祝賀レセプション」にて能登復興への取り組みと石川県の魅力を世界に発信

協力企業の展示品と石川県観光パンフレット