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先導学類新入生がアントレブレナー基礎合宿に参加しました!

2025.05.02 融合学域 先導学類 ニュース イベント

4月26日から27日、金沢市の医王山スポーツセンターにて先導学類新入生対象のアントレプレナー基礎合宿が行われました。新入生には1年生だけではなく、一括入試を経て総合教育部に入学し先導学類に配属された2年生、編入学の3年生を合わせた約70名が参加し、先導学類の先輩学生や卒業生もサポーターとして参加しました。

1日目は金沢大学からスポーツセンターまで新緑の山道をアトラクションを楽しみながら歩き、お昼前に到着。その後、BBQ場でカレーライスと焼きそばをみんなで作って食べました。
食後は、「金沢うまいもの自慢大会」ということで、事前宿題だった千円以内の金沢のおいしいものを持ち込んで、全19チームが五感に訴える1分間発表をしました。
優勝は、グループ8のグランメゾン金沢チーム。能登牡蠣のコンフィと加賀棒茶風味のリゾットは手作りで持ち込み、プレゼン力の高さでも評価されました。

その後、各チームで、「金沢を盛り上げる祭りの創造」の企画を練り上げました。今回は、金沢青年会議所の皆様もゲスト参加し、実際に9月23日に金沢中央公園で予定されている「かなざわ超美味いフェス(仮)」に応募することを目的に題目が設定されました。

グループワークは学年など属性の異なる4人が1チームとなり、一晩かけて先生方や先輩方からアドバイスをもらいながら発表の準備を進めました。

2日目は昼食後に各チームの発表が始まり、金沢青年会議所の皆様も審査員として参加されました。各チーム3分のプレゼンと2分の質疑応答で、準備したパワーポイントを投影しながら発表しました。

審査員は下の項目に従い採点しました。
Beyond expectation (期待を超えるほどの新しさがあるか)
Impact (社会に影響を与えられるか)
Legacy (伝説になるくらい、この先何年も開催できるだけの持続性があるか)
Feasibility (予算も含めて実行可能な内容なのか)
Persuasive(プレゼンそのものに説得力があるのか)

どのグループも素晴らしい発表でしたが、結果は以下のとおりでした。
1位 グループ8  金沢超美味いジョブフェス(おいしいものをめぐる就活フェス)
2位 グループ13 雨楽祭 (雨の多い金沢で雨だからこそ楽しめる祭り)
3位 グループ7  おとなのキッザニア(大人の仕事体験型イベント) 

グランメゾン金沢チームは1日目も1位で、表彰式では2冠を達成し、「あと一つで三ツ星になれます!」と最後まで笑わせてくれました。
プレゼンはもちろんグランメゾンのテーマソングもBGMで使うなど、工夫していました。
このチームはファイナンスの裏付けやスケジュールなど詳細まで提示した点で、他を圧倒する評価を得ました。

グループによっては、意見の異なるメンバーと話をまとめることに苦労した様子でしたが、この経験はこれから先導学類での学びの基礎になります。そして、同級生としてそれぞれがお互いを知り仲良くなる機会になりました。

合宿の最後には、この演習を担当する松島大輔先生から「すばらしい!」の一言が出ました。
 1位のグループは特に金沢青年会議所さんの意図を十分にくみ取っていた。
 2位のグループは雨を逆説的に捉えた点が特によかった。
 こういう学びが融合らしさで、金沢のプロモーションを五感を使って表現したり、その課題からバックキャスティングしたりすることができたのではないか。
 今日のこの初心を忘れず、また、ノリのよさなども4年間忘れずに過ごしていこう。
とまとめました。

表彰された3グループはその企画案をもう一度ブラッシュアップして松島ゼミ事務局に提出し、実際9月に開催される「かなざわ超美味いフェス(仮)」に金沢青年会議所さんと協働実施することになるかもしれません。この4月から金沢での暮らしを始めた学生も、この合宿が学内だけではなく学外へのつながりに結び付く機会となれば幸いです。

この合宿の写真を見たいと思った方は、融合学域のインスタグラムをぜひご覧ください!