観光デザイン学類新入生が加賀市でアントレブレナー基礎合宿をしました！
2025.06.25 融合学域 観光デザイン学類 ニュース イベント
６月５日から６日、加賀市にて観光デザイン学類新入生対象のアントレプレナー基礎合宿が行われました。４月の先導学類の合宿と同様に、１年生だけではなく一括入試を経て総合教育部に入学し観光デザイン学類に配属された２年生、編入学の３年生を合わせた７０名が参加し、同学類の４年生４人もサポーターとして参加しました。
今回の合宿のテーマは、「加賀市の山代温泉で働く２０代の若者が増えるために、実行性のある施策を一つ考えてください。」ということで、約８人で一つのグループを作り、それぞれがプレゼンテーションまで仕上げました。
１日目は金沢大学からバスで出発し加賀市文化会館に到着後、フィールドワークを開始しました。山代温泉菖蒲湯まつりでにぎわう古総湯を中心に、９グループに分かれて山代温泉の街を巡りながら、まつりの実行委員の方や参加する子どもたちなどにもインタビューをしました。
古総湯周辺でのフィールドワーク
午後は加賀市文化会館に戻り、フィールドワークで得られた発見からグループワークを開始しました。今回の講師２名によるメンタリングを受けながら、ブラッシュアップをしました。
フィールドワーク中にいただいた菖蒲を囲んでグループワーク開始
グループ内でそれぞれの考えを共有し施策のフレーム作り
夕方に宿泊施設である旅館に移動しました。夕食後は引き続きグループワークに取り組んだり、菖蒲湯まつりを見学したり、観光デザイン学類ならではの観光地での学びを実践しました。
旅館の宴会場でのグループワーク
浴衣で参加した夜の菖蒲湯まつり
２日目は融合学域加賀サテライトがある加賀市イノベーションセンターに移動し、各グループ８分でプレゼンテーションをしました。参加した教員や山代温泉で働く金沢大学卒業生から全体の講評を受けた後、講師から各グループへのフィードバックがありました。様々な施策が出ましたが、一位は「ＦＩＲＳＴＥＲＳ」でした。２０代が主体となり山代温泉の見やすいマップを作成し地域の魅力を発信することで活性化を図る提案で、前例にとらわれないＮｅｖｅｒ Ｂｅｆｏｒｅの観点から評価されました。
加賀市イノベーションセンターでのプレゼンテーション
これから観光デザイン学類で学ぶにあたり、地域住民に寄り添いながら実行可能な課題解決策を提案する基礎力を身に付けられた合宿となりました