融合大学院生が石川県健民運動青少年ボランティア賞を受賞!
2025.11.17 融合学域 ニュース
11月12日、融合学域に接続する大学院である金沢大学新学術創成研究科総合知創出科学専攻博士前期課程1年の今門凪海(いまかどなぐみ)さんは、個人の部で令和7年度青少年ボランティア賞を受賞しました。石川県庁での表彰式で、馳浩知事から表彰状と盾を授与されました。
この賞は、自発的に自分の技能や時間を提供して社会に参加し、地域や学校、職場において、ひたむきに他人や社会に貢献する活動を行う青少年又は団体を表彰することにより、次代を担う心豊かでたくましい青少年の育成を図ることを目的としています。「継続性」「先駆(先見、創造、開拓)性」「利他(社会、公共、公益)性」の基準で選考されます。
今門さんは、先導学類在籍時から金沢市内の金沢市内の農村地域において、畑や田んぼでの草刈りなどの農業ボランティアを行っているほか、盆踊りなどの地域行事への運営協力や自主企画によるイベントの立案・実施、公民館の開かれた交流拠点化、外部団体と地域住民との橋渡し役を担うなど、地域社会の活性化と課題解決、持続可能な地域の仕組みづくりに貢献しました。外部の人間が実際に地域の人たちとの深い信頼関係を構築することは簡単ではありません。単なる労働力としてのボランティア活動を超えた今門さんの活動が評価され、今回の受賞となりました。
高齢化、過疎化の地域課題を若者が主体となり解決に向けて取り組む活動が賞を受けたことで、今後の地域づくりのモデルケースとして展開していくことを期待します。

