松島ゼミが「第一回78美食ビジネス甲子園」を開催
2025.12.15 融合学域 先導学類 ニュース イベント
12月13日、融合研究域融合科学系・松島大輔教授が主宰する金沢大学産学融合研究会は、かなざわ食マネジメント専門職大学との共催で、「第一回78美食ビジネス甲子園~君のアイデアが形になる~」をかなざわ食マネジメント専門職大学図書館にて開催しました。
本コンテストでは,食に関心のある全国の高校生が考案したレシピを金沢大学生がビジネスモデル化し、その提案内容を競いました。全国各地の食に興味のある高校生から58件の応募があり、食に精通した、かなざわ食マネジメント専門職大学の学生が商品・サービス化の視点から応募レシピをブラッシュアップしました。当日は、一次審査を通過した5件のレシピについて、産学融合研究会の学生がビジネスモデル化まで展開したアイデアをプレゼンテーションしました。
審査員として,「賛否両論」オーナーシェフの笠原将弘氏、「ぶどうの森」総料理長米田岳人氏が出席しました。飲食業界のプロの方々と大学生が意見を深める機会を設け、優れた提案についてはビジネス化の可能性も視野に入れながら、地域の食の魅力をさらに発展させることを目的としました。
優秀賞は「翡翠包み~柿と白えび香たれ~」でした。れんこん、丸いもとえび、たらの真薯で、地域の農作物と海産物を融合させ、たれでバリエーション展開できるアイデアが高く評価されました。
5つのアイデアは「独創性」「革新性」「地域性」「事業性」「将来性」の5つの基準で審査され、どのアイデアも地域の食材をビジネスとして発展する可能性が高いものでした。高校生が考案したレシピのその先のビジネスモデルを大学生が実際にわかるかたちに仕上げて見せることで、高校生がキャリアデザインをより描きやすくなることを松島教授は目指しています。高校生と大学生が食に関するレシピや商品、サービスなどのビジネス化を共創し、地域の食材の新たな魅力を発見しながら「この手があったか!」と思わせる革新的な料理・食品を生み出す場として、このコンテストが毎年開催し発展することを期待します。




