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留学情報・留学体験記

タイ販路開拓~現地インターン・学生との交流を通して~

2024.07.16 先導学類 アジア 国際インターンシップ

  • ニックネーム:SF
  • 留学先:アジア(タイ ノンタブリー PIM経営大学)
  • 出身地:石川県
  • 留学期間:5か月
  • 学類:先導学類
  • 総費用:奨学金あり(7万円弱)×5か月分と航空費で50万ほど

留学の動機

タイ販路開拓~現地インターン・学生との交流を通して~

元々留学に対して消極的でした。出身が石川県で、北陸三県から出て生活するのも恐れていました。しかし、自分の中で一度この殻は破るべきと考えていたので、留学・国際インターンが必修である融合学域に入学しました。あとは、きっと留学に行きたい同期たちが自分の背中を押してくれると期待したのもあります。 

留学内容

タイ販路開拓~現地インターン・学生との交流を通して~

タイの大学で学位を取得するのではなく、金沢大学のプログラム単位であったため、一般的な留学よりも授業を受けていません。能登地方の産品をタイへ輸出し販路を拡大することを目的とし、その事前調査のために現地へ行きました。一緒にいった学生にはそれぞれ担当企業が振り分けられ、私は水産業の方々でした。現地スーパーの鮮魚売り場を調査したり、国内の水産業者と情報のやりとりをしたりして過ごしました。また地方銀行のタイオフィスを訪問し、駐在員の方からご助言を頂いたり、タイの企業へインターンシップに行ったりと実社会との関わりがメインでした。

留学先での日常生活や文化の違い

タイ販路開拓~現地インターン・学生との交流を通して~

タイには雨季と乾季がありますが、両方を体験しました。雨季は3日に2日くらいは強い雨が降り、ひざまで水に浸かりながら帰ったことがあります。乾季は気温が高く日差しが強いですが、日本よりも涼しく感じます。乾季だけタイにいたいです。またタイ人は優しいです。外国人相手でもバスの座席を譲ってくれたり、座っている乗客が荷物を持ってくれたりします。日本人の会釈の要領で「ワイ(合掌)」をしますし、断るときも笑顔です。

留学生活を通じて得られたスキルや成長した点

現地学生・企業との交流を通して、タイでは給与や待遇での男女差が小さく、女性が人を引っ張っている場面を多く見かけました。またインターンでは、多くのことを包み隠さず教えてくれることにも驚きました。この経験から、学生・女性という立場に劣等感をもたずに振る舞うこと、また事前準備で自信をつけておくことが重要だと学びました。実際、産業面の知識を事前に英語と日本語の両方で得て、勢いをもって発言することを意識しました。それでも限界はありましたが、今後もこの姿勢を磨いていこうと思います。

読者に向けたアドバイスやヒント

タイ販路開拓~現地インターン・学生との交流を通して~

タイのビザ取得から渡航の手続きまで学生で行ったため、渡航前から苦労がありました。大阪の領事館に何度も電話をかけ、現地大学に招聘状の書き直しを頼むこともありました。プログラムの初年度で手探りでしたが、運よく留学を遂行することができました。違和感や問題が起きそうな時点で察知することや、目標から逆算して期間に余裕を持たせる能力が一番重要だと思います。留学においては、語学能力や現地についての知識をつけるのが一般的ですが、それは普段から行っている前提で、留学が迫っているとき・留学中はそれどころではない場合もあるというのを念頭に置いてほしいです。

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