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【前編】チェコの留学ってどんな感じ?ちぇこっと(ちょこっと)深めに聞いてみた!

2023.05.02 融合学域 全ての方向け

りゅーき

 

 

 

 

 

 

 

みなさんこんにちは!学生ライターのりゅーきです!

 

前回の記事( https://innov.w3.kanazawa-u.ac.jp/articles/articles-1997/ )は読んでくれましたか?まだ読んでない人は、この記事を読んだ後に読んでみてね!

 

 

さて今回は、チェコに留学中の学生にインタビューしてみました!

 

 

〈今回の登場人物〉

・チェコに留学中の融合学域2年生(インタビュー当時)、Aさん

 

・学生ライターりゅーき(り)

 

 

 

 

 

 

ちなみに、この記事のサムネイルとして使っている写真はチェコの図書館の壁に描かれている絵です。

 

なんの意味があるかはAさんもわからないと言っていましたが、このような絵が一面に描かれているのは面白いですね。

 

 

 

それでは本編へどうぞ!

 

 

 

り「本日はよろしくお願いします!今回はチェコでの留学について色々教えてくだされば嬉しいです!」 

 

 

Aさん「よろしくお願いします!上手く答えられるかわかりませんががんばります!笑」

 

 

り「早速ですがお話を聞いていきたいと思います。まず初めに、どのような目的で留学しようと思ったのですか?」

 

 

Aさん「最初は、兄と姉の影響で留学に興味を持ち始めました。二人の影響で、大学では留学をするものだという考えを持っていました。大学に入学したあとは、英語を学ぶ目的で留学を志しました。ついでに色々な国を見てみたかったので、行き先をヨーロッパにしました。」

 

 

り「やはり身近な人の影響は大きいですよね。英語を学びたいという思いを実現する行動力もすごいです!」

 

 

り「これまでの海外に行ったことはあったんですか?」

 

 

Aさん「小学6年生の頃に1週間ほど、旅行でオーストラリアに行ったことがあります。その時はコミュニケーションをとることもできず、父親頼りでした。オージービーフを食べたり、スキューバダイビングを楽しみました。」

 

 

り「オーストラリア、いいですね!一度行ってみたい国の一つです」

 

 

り「いつ頃から留学したいと考えていたのですか?」

 

 

Aさん「姉が高校3年生の時、兄が大学1年生の時に留学していたので、その時に留学という選択肢があることを知りましたが、特にこの時という時期はないです。強いていうなら高校の時でしょうか。」

 

 

り「選択肢が増えるだけでもいい経験ができていていいなと感じます。ちなみに留学にはいつ頃から行っているんですか?」

 

 

Aさん「昨年の10月頃からチェコにいます。元々は9月の半ばに行く予定でしたが、ビザの取得の関係で少し遅れての出発でした。出発の前に履修登録をしたのですが、間違えて現地の人用の英語の授業をとってしまって本当に焦りました笑 先生は『大丈夫だよHAHAHA!!』という感じで心配でしたがなんとか単位は取れてよかったです!」

 

 

り「Aさんの焦りと先生のノリの軽さが対照的で面白いですね笑」

 

 

り「なぜこの時期に留学に行こうと決めたのですか?」

 

 

Aさん「時期は特に考えていませんでしたが、3年次で留学に行くと先導学類のプログラムや就活と被ってしまうため今の時期に行こうと考えました。」

 

 

り「確かに色々被ってしまうと忙しくなりすぎますよね……。いい選択だと思います!」

 

 

り「チェコで使用している言語は何語があるんですか? また、日本で習ったのに通じなかった言葉もあれば知りたいです!」

 

 

 

Aさん「僕が使用している言葉は英語ですが、正規学生が受ける授業は基本的にチェコ語です。英語は日常会話レベルであれば日本で学んだもので十分ですが、専門的な話になると難しくて理解に苦しみます。また、第一言語がチェコ語なので熟語などは通じないこともあります。」

 

 

り「今日本で学んでいる英語も無駄ではないとわかって安心しました。現在学んでいる英語はしっかり勉強したいですね。チェコと日本での、教育環境の違いはどのようなものがありますか?」

 

 

Aさん「まずは初めに、学生同士で話す機会がとても多いことに驚きました。学生と先生の距離が近く、授業への要望や議論など、言いたいことがあったらなんでも言える環境です。また、現地の学生は学ぶことに対してとても積極的です。僕の主観ですが、ヨーロッパは全体的に学ぶことに意欲的な人が多いイメージがあります。そのため、授業中に寝ている人はほとんどいません。」

 

 

り「学習に意欲的で議論に積極的に参加するのは、学習効果がより高まりそうですね。寝ている人がいないのも日本の授業風景からはあまり想像できません笑 ちなみにAさんは積極的に授業に参加できていますか?」

 

 

Aさん「そうだと言いたいですが、どちらかと言えば 日本では寝ている側の学生だったので…笑」

 

 

り「僕もそちら側になる自信があります。そんなチェコでの教育ですが、Aさんにとってチェコと日本の教育、どちらが自分にあっていると感じますか?」

 

 

Aさん「難しい質問ですね。僕的には、どちらかといえば日本の方が自分にあっているなと感じます。元々意欲的に学習に取り組むほうではないので、意欲的な学生に囲まれると少し大変です。また、言語の壁がやはり大きいので、日本で学ぶ方がいいなという気持ちは少なからずあります。」

 

 

り「学ぶ環境も人によって好き嫌い別れますよね。自分にとって一番心地よい環境で学習に集中したいなという思いは僕もあります。」

 

 

り「ところで、現地には何人か日本人もいると思うのですが、日本人留学生との距離感はどのようにしていますか?」

 

 

Aさん「チェコで留学を始めてから1ヶ月間は現地で1人も日本人と会わなかったので、必然的に日本人との関わりはありませんでした。今となっては、あまり距離感などは気にしていませんが、日本人だけで固まることはあまりありません。ですが、日本人といた方が安心感はとてもあって、1ヶ月経って初めて出会った日本人は本当に神様に見えました。」

 

 

り「慣れない地で日本人と1ヶ月も関わりがないのを経験すると、メンタルが一気に強くなりそうですね。経験値が上がるだけでなく、心身ともに強くなれそうなところも留学にいくメリットかもしれませんね。」

 

 

り「最後の質問です!ずばり、留学して良かったことを教えてください。」

 

 

Aさん「世界が広がりました。思っていたよりも本当にしっかり世界が広がりました。また、以前よりも色々な情報を収集するようになり、知識をより取り入れるようになりました。興味が全くなかったものにも興味を持つようにもなりました。何か特別な目的などなくとも、行くだけで価値観が変わると感じます。」

 

 

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さて、今回は主にチェコでの学校生活について聞いてみました!

 

先導学類では、海外実践留学か国際インターンシップが必修となっており、海外での生活や大学での教育がどのようなものか不安な人も多いのではないでしょうか。

そのような人がこの記事を読んで留学生活を少しでも解像度高くイメージできるようになっていれば幸いです。

 

 

後編では、チェコの大学外での日常生活についてのインタビューをお届けします。そちらもお楽しみに〜!!