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謎多き融合学域の授業を徹底解説!~イノベーション基礎編~vol.1

2023.12.25 融合学域 先導学類 観光デザイン学類 スマート創成科学類 学生生活 全ての方向け 受験生

のんたん

こんにちは。のんたんです。

皆さん、もう今年も終わりですね!今年の年末年始はどう過ごしますか?!私はスタバのジョイフルメドレーラテをいっぱい飲もうと思います♡

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今回は融合学域の専門科目である『イノベーション基礎』という一風変わった授業を紹介します♪ この科目名だけ聞いても内容がよくわからないので、大学の授業だから難しそう、正直退屈そう、、試験はどんな感じなの、、?と不安に思うかもしれませんね笑 私も実際に受講するまでそう思っていた一人でした。 でも実際に受けてみると、自分にとって有意義な時間を過ごせただけでなく、価値ある情報も得ることができました!

 

はじめに、本稿の構成です↓

 

  1. 授業の概要について徹底解説

□イノベーション基礎の担当教授はどんな人?!

□授業形態は?!パソコン操作とかするの??

  1. 授業内容について徹底解説

□個人的に面白かった、勉強になったお話二選

□試験内容、授業を通して身についたこと

  1. 融合学域の良さを再確認した件

 

の三本だてでお届けします~

最後まで読んでもらえたら嬉しいです!

 

 

  1. 授業の概要について徹底解説

□イノベーション基礎の担当教授はどんな人?!

名前 金間大介 教授

出身 北海道札幌市

金間教授は「いい子症候群」という令和の若者の本音を表した、有名な本も執筆しており、あの2ちゃんねる創設者のひろゆきさんとも対談したことがある、イノベーション論を中心とした経営のスペシャリストです!

 

□授業形態は?!パソコンは使用するの??

答えはノーです。授業形態が、講義型の授業と大きく異なり、この授業は生徒参加型、対話ありきの授業です。授業中に三回ほど、質問タイムを設けたり、アンケートを実施したりと一体感を感じます。また、教授は生徒のことを将来のイノベーションを担う人材として、厳しくも対等に扱います。

 

  1. 授業内容について徹底解説

□のんたん的に面白かった、記憶に残った授業内容二選

①納豆に学ぶユーザーの分類

 一つ目は、ユーザー(商品利用者)の分類説明を納豆に例えた授業です。授業はまず語句の説明として、ユーザーがノンユーザー(全く使わない人)、ライトユーザー(たまに使う人)、ヘビーユーザー(頻繁に使う人)の三種類に分かれるという話がありました。この説明だけを受けたときは、「語句を覚えるだけか、、」と萎えましたが、金間教授は続いて「納豆を例に考えてみてください。納豆は、ノンユーザーとヘビーユーザーの二極化で成り立っている市場であり、特に納豆特有の独特のにおいを消した納豆製品は、このノンユーザーに焦点を当て、十分に研究した上で開発されたものなのです。」と話されました。この話は納豆を例に挙げていましたが、ユーザーを分類し研究することの重要性をわかりやすく説明されており、このような例えや言い換えで難しい言葉も理解しやすくなるだけなく、どのユーザーに語りかけるかによって、開発商品の内容も大きく変化するんだなぁと驚きました。

 

大学生のリアルな回答からみたプロダクトライフサイクル

二つ目は、何年も前から生徒にアンケートを実施し、その結果をもとにプロダクトライフサイクルの説明をしていたことです。プロダクトライフサイクルは、導入期、成長期、成熟期、衰退期の四つから成る、製品(プロダクト)の成長パターンを表すものです。(図)

金間教授は、10年ほど前から毎年、大学生を対象にプロダクト(例えば、ソーラーパネルなど)が今、4つの成長パターンのどの時期にあたるのかについてアンケートを行っています、この授業では、その蓄積されたアンケート結果を統計解析したデータを見せ、どのようにプロダクトが4つの成長パターンを経るのかを具体的に説明してくださり、プロダクトライフサイクルのリアルを感じることができました。

 

□試験内容、授業を通して身についたこと 

今までは、ぼんやりといちユーザー・消費者として生活し、なんとなく企業の商品開発・販売戦略や、成長と崩壊の経緯をニュースやドキュメンタリーを通じて見てきました。しかし、一連のイノベーション基礎の授業を受けることによって、ユーザーとしての受け身の体験から、プロダクト開発側の想いや手法を具体的に知ることができ、受講後はすっきりした気持ちになりました。現在の中でスタンダードとなっているものは、大概どこかでイノベーションの変遷を経ていると感じ、このような事例を学び知っておくことだけでも、将来例えば企業で自分の意見を出すときに大いに役立つのでは!?とも思いました。また、このイノベーション基礎の授業で、ある生徒がイノベーションの回答そのものを問う質問をしたのですが、金間教授は、「それはわからない。自分自身で考えることだ、それが分かってしまったらイノベーションではない。」とおっしゃっていたため、答えを導き出すためのヒントをいかにして集めるのか、そしてそのような中でも最終的に答えを導き出すのは自分自身しかいないという、ある意味では「厳しい現実」というものを授業の中で身をもって学ぶことができました。

 

 

3.改めて融合学域の良さを再確認した件

今回の授業は就活で企業の選ぶ際の、一つの手段にもなると感じました。私の場合ですが、企業を名前やブランド等の浅はかな知識で就職したいかどうか決めてしまいそうだったので、このような様々な知識を得ることで、その企業がどのような戦略で競争してきたのか背景を知ることができ、そのようなストーリーに共感ができるのであればそれが大きな志望動機になると思いました。経済以外でも、融合学域の専門科目で、様々な分野から多方面の視座を得ることは、志望動機や将来を決めるために役立つと思いました!!この他にも面白い分野があれば、そのことに追及して研究する道を選ぶことも可能であり、ここも融合学域の良いところだと再確認しました!

 

ここまで読んでくださり、ありがとうございました!融合の授業、面白そうですよね?!

ぜひ志望校選択の視野に入れてみてはいかがでしょうか?以上のんたんでした!