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観デザ定員増えるってよ!~ひなたぼっこ。編~

2023.10.05 融合学域 観光デザイン学類 全ての方向け 受験生

ひなたぼっこ。

 現在の観光デザイン学類の定員は1・2年次どちらも20人前後ですが、主題にもあるように、来年度から入学者の定員が約3倍になります。夏季キャンパスビジットでも、このことについて多く質問が来ているため、この場をお借りして私を含む、観光デザイン学類生4人の志望理由、将来の目標、定員が増えることについて・・・などなどを深堀りする、「観光デザイン学類生インタビュー」を設けたいと思います!学生の本音を聞いて、高校生の皆さんの参考になれば嬉しいです!

 

まずは私自身の本音からスタートします!

私が観光デザイン学類を志望した理由は、観光の可能性を広げたいと思っているからです。皆さんは「観光」と聞いて何を思い浮かべますか?私は観光学に興味を持つ前までは、国境を越えて有名な世界遺産を見に行ったり、県をまたいでインスタ映えスポットを巡ったりといった形の観光が思い浮かんでいました。しかし、観光学に興味を持ってからは、この観光のスタイルだと時代の変化に伴い廃れていくのではないかと考え始め、観光×〇〇を学び、持続可能な新しい観光スタイルを実現したいと思っています!そして地元の観光に活かしたいです!

 

将来の目標は観光で地元に貢献することが目標です。先程も述べたような、観光×〇〇に「ジオパーク」を当てはめて地域活性化に取り組むことがベストな将来像です。(ジオパークについては、私の学生ライター紹介をぜひご覧ください!)どこに就職したい!とかはまだ考え中ですが、最終的には地元で活躍したいと思っています!

 

観光デザイン学類の定員が増えることについては、賑やかになるな〜!と思いつつも、実は大きな懸念を持っています…。それは、他の学類より入りやすそう!と考える方が流れて来てしまう可能性があることです。観光デザイン学類は、観光DX・データサイエンスといった理系分野から、文化観光論といった文系分野まで幅広く観光を学ぶことが出来る数少ない学類なので、観光を学びたい!という人が数多く入ってくれると嬉しいです!もちろんプレゼン・ディベート論などの基盤となる科目も履修しますよ~!

 

続いて!観デザの仲間にインタビューしていきたいと思います!

 

Aさん

Q1.観光デザイン学類を志望した理由は?

 

A.観光産業は日本の経済がどれだけ廃れても可能性を残し続けることと、今後の日本の観光の可能性に魅力を感じたからです。あと、みんなで旅行したいと思ったから!

 

Q2.将来の目標は?

 

A.観光は様々な産業が繋がることで成り立っていることから、大学ではより多くの人と交流したいと思っています。また、観光を通して地元の活性化に貢献したいです!

 

Q3.観光デザイン学類の定員が増えることについてどう思いますか?

 

A.現在の観光デザイン学類は少人数だからこそ学生同士深く交流でき、議論やグループ活動の質が上がっています。それに加え、みんなとの距離が近いこともあってプライベートでも仲良く過ごしているため、定員が増えることについてはあまりプラスには捉えていないです…。しかし、観光そのものは多くの人との交流の上成立していると考えているので、そういった意味ではプラスにはなるかもしれないと感じています!

 

Bさん

Q1.観光デザイン学類を志望した理由は?

 

A.私は、高校2年生の時の修学旅行で初めて北陸に来ました。その際に、北陸の豊かな自然や伝統文化に触れ、北陸に興味を持ちました。また、修学旅行はコロナ禍での旅行であったため、添乗員さんは様々なことに細心の注意を払いながら、私たちに対応してくださいました。私はその姿に感銘を受け、観光業にも興味を持つようになりました。そのため、北陸を 拠点とした観光業を学びたいと思い、観光デザイン学類に進学することを決めました。

 

Q2.将来の目標は?

 

A.私は将来、旅行会社に勤務したいと考えています。具体的な職務の目標はまだ定まっていませんが、 私が修学旅行で楽しさを感じたように、お客様に満足していただける旅行を提供することが目標です。また、青年海外協力隊として発展途上国の観光開発に携わることも目標の1つです。金沢大学での学びを通して、グローバルな視点からも観光業について学んだ上で、相手国の文化や慣習を尊重しながら持続可能な観光開発を展開したいと考えています。

 

Q3.観光デザイン学類の定員が増えることについてどう思いますか?

 

A.観光デザイン学類の定員が増えることで、日本や海外のより様々な地域から学生が金沢大学に来ると思います!そして今後金沢や北陸、ひいては日本全体の観光業が発展していくことを期待しています。私自身もその一員になるよう日々精進していきます!

 

Cさん

Q1.観光デザイン学類を志望した理由は?

 

A.高校2年の秋まで漠然と社会学系の学部に進もうと思っていた際、たまたま高校で観光に関する講話がありました。そしてそれを聞いて、観光という分野がとても魅力的に思えたんです。これよりも前の時点で既に金沢大学を志していましたが、自分の目標は地域創造学類から新設された観光デザイン学類へと変わりました。「できたばかり」というのは、将来性が保証されておらず、手探りのような状態にあり、リスクもあると思いますが、自分にはそれ以上に、自分たちが切り開いていくというワクワク感、未知であるが故に自由度が高いという前向きなイメージが大きく感じられました!そのため、観光デザイン学類を受験するという意志が揺らいだことは一度もありませんでした。

 

Q2.将来の目標は?

 

A.具体的にこの職業に就きたいというのはまだ決まっていませんが、自分の中で一つ大きくある信念は、「自分のおこなったことで、誰かを笑顔にする」ということです。観光デザイン学類含む融合学域は明確に進路が決まっているわけではないため、自分の信念を貫くにはとても好都合な場だと思います。また、自分はまちづくりや都市計画、まちおこしに興味があるので、そういったことを通して、なるべく多くの人が笑顔で喜んでくれるようなことをしたいです。

 

Q3.観光デザイン学類の定員が増えることについてどう思いますか?

 

A.観光デザイン学類の1年生は総勢21人、とても小規模で全員の顔と名前がしっかり一致するほどです。これを踏まえ端的に言うと、自分は定員が増えることに対して良くないと思います。この考えは、授業の一貫で能美市(石川県)へ合宿⁽¹⁾に行ったことでより確実になりました。そもそも、観光デザイン学類の1年生全員で合宿に行くなど、これくらいコンパクトでないとできないと思います。そして、教員と学生が一対一で話せる時間が圧倒的に多いため、質の高い学びができます。自分は今の人数の観光デザイン学類に非常に満足しているので、定員を増やすことに対してのデメリットが目に映ってしまいます・・・。

 

(1)観光デザイン学類の1年生が石川県能美市の観光プランを立て、実際に能美市長にプレゼンテーションをするために能美市で合宿を行いました。これから記事になるので、お楽しみに!

 

長文となってしまいましたがインタビューはこれで以上になります!

観光デザイン学類の定員が増えることについてプラス・マイナスまたは、どちらとも捉えている人がいることが分かりました。マイナスの意見に関しては、私たち自身が超!小規模で大学ライフを送っているために出ていることをお忘れなく!

ここまでの意見を読んで、自分たちは歓迎されていないのか・・・と思ってしまったそこのあなた!私たちは後輩が増えることはもちろん大歓迎です!!定員が増えたとしても、まだまだ小規模の範囲なので、学びの質などの面で不安になる必要はないです!!

あとは入学後の皆さんのやる気がそのまま学びに直結するので、期待しています!

最後まで読んでいただきありがとうございます。皆さんのお役に立てていたら嬉しいです!

では、また次回の記事でお会いしましょう!